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「だって、心乃完全マキのこと無視してるし...マキは気持ち悪いし...なんかそれがすごいおもしろくって.....」
「おれが気持ち悪いってどういうこと...」
「せっかくお昼にりぃちゃんに会えたのに、マキくんに構ってる余裕ない」
「ぶっ...」
表情ひとつ変えず、そう言い捨てた心乃は、周りからしたら、少し冷たく見えるかもしれない。
でもこれが彼女の普通のテンションで、大体何をしててもこんな感じ。
最初は先輩に対しても態度を変えないから少し苦手だったけど、飾らない心乃がだんだん好きになっていった。
「別に心乃のこの扱いは慣れてるけど、もっと甘えてくれたっていいのになぁ...」
「またマキくんはそうやってすぐ気持ち悪いこと言う」
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