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「ねぇ、あんたらってふたりでいる時もそんな感じなの？」
「「そんな感じ？」」
私の質問に声を被らせて尋ねるふたり。
瞬間、マキは嬉しそうで、心乃は顔をしかめながらも少し頬を赤らめていた。
こういう表情がたまに出ると、心乃もマキのこと好きなんだなって、なんとなく安心する。
たまにマキのことが不憫になるくらい、心乃はそっけないところがあるから。
「デートしてるときとかも、マキはデレデレ、心乃はツンツンって感じ？」
「あー、まぁそうだな」
「いつもこんな感じ」
言い切ったふたりに、やっぱりって納得する気持ちと、少しの驚きの気持ちが混ざり合う。
1年以上付き合ってて、ふたりきりでもこんな感じって、こいつら...
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