第1章
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崖っぷちのユニットと陰口を叩かれた時や、頭がおかしいと音楽協会に告げ口された時もあった。 さらに会場すらなくて囲炉裏端で数人の村民相手に佳菜子の歌だけを披露したこともあった。 それでも佳菜子は悠と一緒にいられて嬉しかった。 佳菜子にとっての慰問ツアーは常にハネムーンの予行演習みたいなものだった。 悠との結婚へ向けての切符を片手に、今日も佳菜子は全国を行脚しているだろう。
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