第1章

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「帰るなら遠慮なくどうぞ。」 悠の口からピアニッシモな声が聞こえた。 「私、山本さんと一緒にやりたいと思ってます。」 佳菜子は慌てて悠の言葉を打ち消した。 悠は佳菜子を見つめて「ありがとう」と言った。 白い肌をホンノリと赤らめて嬉しそうに微笑む悠に、佳菜子は改めて惚れ直した。
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