第1章

3/7
前へ
/7ページ
次へ
しばらく歩いて、ポケットから地図を取り出す。 同時に小さい何かが落ちた。 手に取ってみると切符だった。 「あ、忘れてた」 無人で改札すら無かったから、そのまま出てきてしまった。 「まあ、いいか」 切符をもう一度ポケットにねじ込む。 改めて地図を見る。 目的までの道のりをしっかり頭に叩きこんだと思っていたけれど、現地につくと不安になってしまう。 目的地までの道のりを確認する。 どうもわかりにくい。 時間はまだたっぷりある。 ゆっくり行くとするか。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加