1人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ
それは、新学期を迎え、しばらく経った5月のことだった。
「起きなさい、結衣(ゆい)ー」
「うぅ、今起きるよ~」
ふぁーぁ
今日も何気ない日々が始まり、私(坂井 結衣)は起きた。
「いってきまーす」
支度が終わり、通う高校へと向かった。
「結衣ーおはよ~」
「おはよ~」
登校途中、幼馴染みの『三島 楓(みしま かえで)』に会った。
「そいえば、結衣知ってる?」
「知らないよ~」
「まだ、何も言ってないし…
今日、転校生来るらしいよ~
私たち、2年B組にー」
「へーそうなんだー知らなかった。」
「相変わらず鈍いね、結衣。
男だよ、気にならないの?
絵しか興味ないのかい?
恋愛しないの?」
「私は絵が描ければ満足かなー。」
そう、私は絵が好きなだけ?のいたって普通の高校生です。
そうこうしていると学校に着いていた。
最初のコメントを投稿しよう!