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課長に車で送ってもらう車内で…
今朝も乗せてもらった同じ車なのに、隣に座る課長が近く感じる…
「あー、腹減ったな。」
「そ、そうですね。」
「何か食う?」
「いえっ!大丈夫です。これ以上、迷惑掛けられませんから。」
「…何言ってんの?普通、違うだろ。」
「へっ!!?」
―――――――――――
あーっ!!
んもう!何でこうなるのよ!!
「お前、手つき悪いな。」
「文句言うなら、見ないでください!!」
何故か、私の部屋にいる課長。
更に、何故か2人分の料理を作るワタシ…
「毒を盛られないか心配で。」
「ご心配なく!あいにく、持ち合わせてませんので!」
「そうかそうか。そりゃー良かった。」
「…課長、料理とかするんですか?」
「まぁ、人並みにな。」
「へ、へぇー。」
料理する私をジーッと見つめる課長。
何となく
課長の笑顔が、くすぐったい…
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