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「はぁ…そ、そうですか…;」
チラッとお母さんを見たけど、全然普通に笑ってる…
嘘でしょっ!?
しかも、お母さんはビックリ発言をする。
「沙耶も、早い時期での結婚を望んでますので、良いご縁を頂いて喜んでおりました。」
「(ちょっ、お母さん!?)」
私は小声でお母さんに言ったけど、伝わってない様で、ニッコリ微笑まれてしまった…
「まぁ、そうだったんですの!良かったわねー、正史ちゃん!」
「ふっ……」
不気味に笑う“正史ちゃん”とやらに明らかな嫌悪感すら覚える…
噂に聞く“生理的に無理”なタイプって、この事だ…;
「それじゃ、私たちがお邪魔してもいけませんわね。
正史ちゃん?沙耶さんと2人で散歩でもして来たら?」
えっ!?
マジですか…;
お願い、正史ちゃん!
断ってー!!
「ふっ…別にいいよ。」
って、上からかよ!!
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