❤お・ま・け❤

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沙耶は、俺に最高の笑顔をくれ、ゆっくりと立ち上がった。 「あかちゃ~ん、おねーちゃんだよー!」 一生懸命、背伸びして話し掛ける美月の頭をゆっくりと撫でて、スヤスヤ眠る太陽を抱き上げた。 そして… 「うわぁー!いいなー! みつきも、あかちゃんだっこしたいー!」 沙耶は、俺に太陽を抱かせる。 「最初は、パパが呼び掛けて?」 「えっ…?」 「パパ、いいなー!みつきもだっこしたい!」 「美月?今からね、パパは赤ちゃんにプレゼントがあるんだって。」 「…プレゼント?」 「そう…お名前っていう、プレゼント…」 「おなまえ? パパー!あかちゃん、おなまえあげてー!」 美月が、俺の顔をキラキラした瞳でジーッと見つめる。 .
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