37人が本棚に入れています
本棚に追加
沙耶は、さっきの衣装の担当者が言っていた様な
周りの奴らに色々と言われたという事を、俺に言う素振りがない。
いつもの様に、笑みを浮かべて俺をまっすぐ見つめてる…
でも、やっぱり沙耶のドレス姿はヤバい。
可愛すぎる…
「沙耶、そのドレス…」
「えっ!?な、何かおかしい?」
「ふっ。いや、似合いすぎ。」
「もう、ビックリした~!
渉さんって、すごいイジワル!」
頬を膨らませて怒る沙耶の全てが、愛おしい…
そんな沙耶の頬に手を添えた…
黙ったまま見つめると、沙耶はみるみる頬を赤く染める…
「沙耶。約束する…俺は沙耶を裏切らない。
だから、これからも俺を信じて…」
「はい…信じてます。
渉さんへの自分の気持ちを信じられるから…
渉さんの全てを信じてます…」
「愛してるよ…」
「私も…愛してます。」
神に誓う前に、お互いの心に誓った愛を…
俺たちはずっと大事に守っていく。
この先、何が待ちかまえていても…
.
最初のコメントを投稿しよう!