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この小原さんからの連絡を佐藤さんBは無視し続けた。
執拗に連絡が来るので家に帰りついたらワン切りすると返し、帰宅後実行した。
だが結局佐藤さんBには折り返しは無く、小原さんの所に戻る事はなかった。
が、そのかわり佐藤さんB宅には別の人物から電話が掛かってきた。
それは後に遺体で発見される佐藤さんAからだった。
内容は他愛ない話で盛り上がったくらいで特に変わった事もなかった。
しかし、その日6月28日は小原さんが佐藤さんAを呼び出し、その後行方が分からなくなった日でもあった。
被害届を取り下げるという事は相手方と示談が成立したか、もしくは別の理由で取り下げざるを得なくなった可能性がある。
執拗に連絡をしてきたという事はかなり急を要していたのではないだろうか？
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