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よし、能力が自分の意思で出せるようになってる。体も軽い、この相手は今までの相手とは違う。油断してたら一瞬でやられる。
この攻撃は絶対に当てる。縁司の背後に回り込んだ空は、縁司の背中に向かってパンチを繰り出した。
縁司「空、バレバレだよ。」
縁司の足下から三メートル程の木が地面から生えてきた。
空のパンチはその木に当たり、縁司の背中には届かなかった。
…やっぱり、縁司にいちゃんは植物系の能力か。
さて、ここまでは予定通り。そして今の俺に出来るか?
空は体中に電流を流した。
俺の能力だから、やっぱり俺には電気は効かないな。
俺のやりたいことはここからだ。
縁司「へえ、空の能力は電気か。孝司は氷。お前たちの事か、最強能力が同じチームに二人。確実に殺さないとな。」
縁司が木で剣を作った。
孝司「空のヤツ、能力を結構使いこなせてるじゃねえか!」
孝司は縁司とは距離をとり、縁司の動きに注意していた。
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