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空「殺す?なんでだよ?兄貴だろ?ってか俺に縁司にいちゃんが死んだって嘘ついてたのか?」
孝司「悪いな、そう言うしかなかったんだよ。そして、殺すってのはマジだ。こいつは生きてちゃいけないんだよ。」
この二人の間になにがあったんだ?
縁司「殺すって怖いな~、そんなに俺を殺したいのか?俺に逆に殺されるぞ?」
孝司の回りが冷気により凍っていく。孝司は手に氷の剣を作った。
孝司「お前を殺す今日のために、そのことだけを考えて、…俺は今まで生きてきた!」
孝司が縁司に斬りかかった。
ガキン!
縁司はそれを左腕でガードした。左腕には木?だろうか、それがグルグルと腕に巻き付き、かなり頑丈な盾のようだった。
縁司「おいおい、いきなり斬りかかってくんなよ。ほら、これやるよ。」
縁司の手には葉っぱが何枚かあり、それを孝司に向かって投げた。
投げられた葉っぱが、勢いをつけて孝司に向かっていく。
孝司はすぐさま避けたが、1枚だけ肩をかすめた。
孝司「ぐあっ!クソッ!」
マジかよ。肩をかすめただけで、かなり肉が抉れてるぞ。
空「孝司!お前らに何があったかは知らないけど、俺はお前の味方だ。お前を信じる!縁司にいちゃんを倒そう。」
孝司は何も言わず、ニコっと笑顔を見せた。
空は右手に電流を流し、縁司にバレないように背後に回った。
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