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「今日も練習して帰るのかい?」
「はい、コンクールが近いので」
「そうかい、暗くなる前にやめて帰るんだよ」
「はい」
ある少女が名前を愛美という。
愛美はほぼ毎日のようにコンクールで優勝できるように好きなあの人に褒めてもらえるように一生懸命練習していた。
満月のこの日も愛美は練習をしていた。
「もう一回・・・もう一回・・・」
愛美は中々うまく弾けないところを何度も何度も繰り返し弾いていた。
後ろから近づいてくる人影に気が付かずに・・・
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