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突如、形となった白いモヤの少女。その顔は、不思議と落ち着いている。憎しみや怒り、そのようなものは感じなかった。
モヤの中にいる生徒たちがざわつき始める。
どうやら、白いモヤの少女は見えているようだった。
何で………
何で………あんなことをしたの………
私は………私は………何もしてないのに…………
悲痛な声が聞こえてくる。
でも………
その答えはいらない…………
私は………私の………
したいようにするから!!
急に金切り声が耳に響く。
それと同時に、生徒たちの悲鳴が体育館中に響き渡る。
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