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「だってあの子、あなたからの手紙を読んで浮かれてたのよ・・・時間より早く来て言ってたわよ、あなたのことが好きだって・・・だから殺したのよ」
「何でそんなことを・・・」
「私はあなたを愛してるのよ、今でもね。だから私からあなたを取ってくあの子が許せなかったのよ。死ぬ直前にあなたに助けを求めてたわよ、なんて言ってるかは分からなかったけど、頚動脈を切って声なんてもの聞こえなかったから」
少女は笑い声を上げながら青年に背中を向けた。
「これが私を捨てた報いよ、あはははっ」
青年はこのとき、自分の中で何かが切れてしまう音がした・・・
今まで抑えていた物が切れてしまったかのように、はっきりと聞こえた
次の瞬間には、青年は持ってきたハサミで少女の首を思いっきり切断した。
少女も首は切られたことを理解していないかのように笑いながら天井に向かって飛んでいった。
ゴツッ!!
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