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姉とお風呂に入るなんて、記憶に無いくらい昔のこと。
だけど、今一緒に入らないといけない──そんな感覚。
「入るね」
「ちょっと!!」
小さい浴室だけど、姉妹が入れないこともない。姉は大事な秘所を隠す様子も無く私を見つめてきた。
お姉ちゃんの肢体(カラダ)は、凄く綺麗だった。
男性を喜ばせる豊満なバストに抱きやすそうな腰付き。
お尻から太ももにかけての丸みを帯びたラインと均整の取れた顔は、元キャバクラNO.1だけはあった。
「お姉ちゃん……」
「……なに?」
私……私の胸の奥が“ジンッ”、と痺れて。
とても愛しくなる、姉が……姉の全てが。
無意識の内に姉の翼に触れると『キャッ』と小さい嬌声の後で驚いて私を見つめてきた。
「カスミ、あんた熱でもあるんじゃないの……?」
「大好きなお姉ちゃん……私の為に、いっぱいいっぱい……」
弾力のある翼は、私の小さな手にも余るくらい。
Bカップの私に対してEはありそうな姉の大きさに少し嫉妬が深くなった。
姉自身を揉めば揉むほど、その艶めかしい肢体を捩じらせて悶えた。
さっきの男との情事が、肢体を敏感にさせているのかも……。
「ちょっと、何、してる、のっ……」
「私が、何も……知らないと思ってるの? 私はお姉ちゃんを助けたいんだよ……?」
「その気持ちは嬉しい、けどっ!! あんっ、だけど何もしなくて、いい、よっ!!」
「癒せるよ、私……私なら……お姉ちゃんを癒せるよ。汚れたカラダも、私が綺麗に出来るから……」
姉の翼の頭頂部に口付けをすると、力が抜けたのか浴槽の淵にすっと腰掛けた。
「あんた、今、何してるのかわかってる──んーーーっ!!」
────ダメッ
────止まらないの
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