第一症

10/20
前へ
/22ページ
次へ
矢負「姉ちゃん」 由美子「ん?ふっくんどしたのかな?」 矢負「今日、百合子の誕生日だよ?母さん達はケーキ買いに行ってるし、俺達も準備しなきゃ」 由美子「えー、お姉ちゃんはふっくんと遊んでたいな♪」 俺の中の何かが切れた 矢負「うるさいよ…」 由美子「へ…?」 矢負「なんで姉ちゃんはさ、百合子のことを気遣ってやれないんだよ…。俺じゃ無くてさ、百合子の事を大切にしてやれよ!妹だろ!?」 由美子「だって…」 矢負「だって…?だってナンだよ…。ナンなんだよ!俺は…そんな姉ちゃんが嫌いだ!大嫌いだ!」 由美子「…そっか。そっかぁ」 姉ちゃんは家を飛び出した
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加