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メニューを言い終え、翔が去った後の空気は重かった
それは翔が来る前と後では雲泥の差だと言えるほどに……
涼「おい、優香」
重い空気の中、口を開いたのは涼介だった
優「……何」
涼「お前さ……あの男に「やめて」
涼介の言葉を遮った優香
優香は涼介が何を言おうとしたのか分かったようだった
優「変なこと言おうとしないで
何でもないし、店員さんの顔見たら
何か変に緊張しちゃって何も言えなくなっただけだもん」
拓「……そ、そうだよね!
よかったよかった(笑)」
静「麻由も含めてしっかり金払えよ」
麻「えっ、私賭けに参加してないよ!」
章「いやいやいや
静たんの言葉を止めようとしてたんだから、マユムも同罪よ同罪!(笑)」
陸「同罪ってのはおかしいだろ?(汗)」
遥「あ~あ、何で緊張なんてしちゃったの~」
優「いやぁ~、ごめんごめん!(汗)」
優香は両手を合わせて謝る
そして他のみんなも自然と翔のことから話題を離れるようにして、話を変える
ただ、涼介だけは優香をじっと睨んで考えていた
涼「悪い、俺トイレ行ってくるわ」
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