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プルルルル、プルルルル
優香のケータイが鳴った
涼「誰からだ?」
優「もぉ~、涼介は何でも首突っ込みすぎなの!
お母さんからの電話だよ!」
優香はそう言って怒りながら個室を出た
そして電話をできる所を探したが、見当たらなかったので
顔をあまり見られないようにしながら店の外に出た
優「もしもし?お母さん?
……えっ?
大丈夫だよ!元気元気♪
あっ、今度ね!ドラマ出ることになったんだ!(笑)
月9だよ!月9!!」
優香は嬉しそうに自分の功績を語った
そして電話を切った後に優香は嬉しそうに『よしっ』と言ってガッツポーズをした
すると、その優香の前に……
猫「…………にゃー」
黒猫が現れた
優「あっ、可愛い!
にゃーにゃ?おいで?(笑)」
優香はしゃがみながら手をパンパンと叩いたが
猫「…………」
フテフテフテ
黒猫はプイッと違う方を見て小さく一歩一歩歩き出した
優「あっ、待ってー(笑)」
猫「にゃー……」
猫は店の裏側の方に歩いていく
優香もそれをまるで少女のように無邪気に追い掛ける
すると、そこにいたのは……
翔「おっ、来たなくろすけ!(笑)」
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