~誕生日会~

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黒猫は優香の周りをフテフテと歩いた 翔「くろすけ?」 優「えっ?(汗)」 猫「……にゃにゃ!」 黒猫は優香の元から翔の元へと移動する 猫「にゃむ……」 そしてチラチラと優香のことを見ていた 優「か、可愛い…(笑) けど、それどういう意味?」 翔「……こっちに来い」 優「えっ?」 翔「……そう言ってるんじゃないのかな?(笑)」 翔が笑顔でそう優香に答える 優香はその翔の笑みにやられて、恐る恐る近付いた 猫「くるるるる……」 黒猫はゴローンッと背中を地面に付けて、お腹を見せた 翔「こうやるときのくろすけは甘えてほしい時なんだよ!(笑)」 優「へぇ~、そうなんだ!(笑) よしよし♪」 優香は翔の隣でしゃがみ、笑顔で黒猫のお腹を撫でた 優「……って言うか、くろすけって名前なの? 」 翔「ん?俺が命名したんだ(笑)」 優「えぇ~何かセンスな~い(笑)」 翔「じゃあそっちなら何て名前にする?」 翔はいつの間にか優香に対してタメ口を使って話していた 優「ん~私なら…………って、私のこと『そっち』って呼ばないでよ! 名前で呼んで名前で!」
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