恋-2

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「あいつ、父親になるんだよ」 穂高先輩の言葉に みんな黙ってしまった。 「しかも義姉だし、 逃げられないし 問題も大きい」 「……………」 例え、退学にならなかったとして 中山くんは 今まで通りの高校生活は送れない。 「あいつが、 父親なんて、子供 ふざけたガキになりそうだな」 静かに マイクスタンドを片付ける穂高先輩は 「O高校での軽音部は 解散しようと思う。」 私の中の光だった 部活動を 休止することにした。
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