恋-2

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レイが 俺一筋だと自信があるかどうか聞かれたら 「俺にどうして欲しいの?」 無いかもしれない。 仕事もしなくなった彼女は 酒と オレとの関係に溺れるだけじゃ まともさを維持できないほど 弱くなっていたからだ。 ナンパされればついて行くって 俺にさえ話していた。 「寛太が大人になるまで待ってるよ」 義父や母さんが 認めるだろうか? レイはソファーに横になりながら お腹をさすった。 「寛太、おなか減った、 ラーメン作ってよ」 俺は レイと 子供を 一生、愛していけるだろうか? 「味噌汁にしとけよ」 まだ子供の俺には 自信がなかった。
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