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「……!?」
「スマホ、鳴ってたよ」
言われて、慌ててスマホを手にする。
一之瀬君……!!
【フットサル終わったよ。
今から、会いに行ってもいい?】
えっ……!?
時間は既に22時。
【いいよ】
私は、驚きながらも2つ返事した。
「お姉さん、こんばんは」
助手席側のウィンドウを下げて、一之瀬君が笑う。
「どうしたの、急に?」
あのメールから1時間。
時刻は23時過ぎになっていた。
促されて、彼の車の助手席に座る。
「何かあった?」
こんな夜遅くにやってくるなんて、何か急用でもあったのかな……?
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