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横澤さんの予想通り、話を聞いた赤尾くんのテンションはかなり高かった。
「うわぁ!土曜日楽しみだなぁ。何でこの店にはイケメンばっかり集まるんですかね?」
それを聞いた横澤さんは赤尾くんの傍まで行って目を輝かせた。
「それって俺も入ってるよな?」
「えっ?ん~まぁ黙ってればイケメンなんじゃないですかね?」
さらっと言い放った赤尾くんを見ていた横澤さんの目が細く鋭くなった。
「どういう意味だよそれ!」
言った事の重大さに気付いたのか赤尾くんはぎゃーぎゃー喚き、2人でじゃれあっていた。
こうして見てると歳が9つも離れてる様には見えないよな。
そんな光景を笑いながら見ていた俺は赤尾くんのSOSを無視した。
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