第4章

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小学校から転校するまでの7年近くを一緒に過ごした友人。 あの頃の幸広は小さくて色白で女の子と間違われる事もあるくらい可愛かった。 今の幸広からは想像つかないくらいに変わったな。 「みんな元気にしてる?」 「千葉とは1~2ヶ月に一回位は会ってるけど、他のやつはたまに連絡取るくらいだな」 俺たちは良く4人で遊んでた。その中でも幸広とは2人きりで遊ぶ事も多かったな。 今思えば、あの頃幸広の事を親友以上に思っていたのかもしれない。 もうその頃から男にも目覚めてたのか、そう思ったら自然に笑いが零れた。 「何?どうしたの?」 「いや、昔は良く遊んだなって思い出して。なぁ今度あいつらも呼んでみんなで飲むか?」 「いいね!千葉たちにも久々会いたいし」
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