第4章

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「今日飲んできたの?」 「ん、少しね。あ~京にい覚えてるかな?俺と中学2年まで一緒だった幸広って」 あの頃京にいとも一緒に何度か遊んでた事を思い出し聞いてみる。 「幸広?……あの女の子みたいだった子?」 少し考える素振りをした後思い出したようで、何でと聞いてきた。 「あいつ今日からうちの店で働く事になったんだ。俺全然気が付かなくてさ、店出た後教えられて2人で飲んできた」 そう話すと水の入ったペットボトルのキャップ部分を顎に当て、うんうん頷いている。 それを横目にまた後で話すと言って俺は部屋に戻った。 結構眠くなってきていて、ベッドに横になると何も考える暇もないくらいにすぐ眠りに落ちた。
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