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 だが、やっと自分の後蕾から舌を離して、顔を上げた男はとんでもないことを聞いてきた。 「どっちがいい? シルファ」  そうして、立ち上がったシルファ自身の根元を握りしめてくる。 「なっ……やああっ」  根元を握りしめたまま、反対の手で、ぬるぬると先の方を揉みこまれた。 「手がいいか?」  言われた瞬間、顔が朱に染まった。  だがそれは次の瞬間には、霧散した。濡れた感触が、自分自身を包んだのだ。  ちゃぷちゃぷと、先端を数回しゃぶられた。 「やああんっ」
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