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「それとも、口か?」  もうまともに考えられず、シルファはただ首を振る。 「そうか。まだ、感じ足りないんだな」  セアドはそう言うと、シルファ自身の根元を握りしめたまま、今度はシルファの胸の飾りをしゃぶり始めた。  ちゅぱちゅぱと、まるで赤子が乳を含むように吸われる。 「あっ、あっ、あっ!」  熱い激流が、体中を巡る。 それらは途中で塞き止められ、放出できない。  それなのに、新たな刺激を与えられて、その激流の勢いを大きくさせる。 「あっ……ああっ」  もう何も、考えることができなかった。 「セアド……セアドっ、もう……、もう…!」  助けてと、男の背にすがりつきながら彼の名を呼ぶ。  その瞬間、セアドが息を飲み、動きを止めたことも気付かずに。  そうして、次の瞬間。
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