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その動きは、さっきまでの緩やかさが嘘のように激しい。
「あっ、あっ、ああっ!」
「お前が答えられないなら、俺も答えられないな」
シルファに下から刺激を与え、シルファの腰を揺らしながらセアドが言う。
「でも、一緒だな。俺も、そうだよ」
そうして。
完全にシルファが快感の波に飲まれる前に。シルファの耳元で、男はそう囁いた。
えっ? と思った瞬間。
「やあああんっ!……やあ、や、ああ……あああっ!」
シルファは、セアドから与えられる新たな刺激にさらわれ、己を失くしていった。
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