都会の揺り籠

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「俺、職場が広尾なんだよ。 だけど社宅は入谷。 同じ日比谷線沿線だし、一緒に住めばお互い好都合じゃないか!」 「へっ!?」 先月の事柄が脳裏に蘇る。 今でも同居を勧めてくれるって事は、松阪先輩の思いは本気・・・? 「やっぱり、一緒に住まないか? 社宅は広いから同居しても問題ないし、家賃は俺が全部持つからさ!」 「でっ・・・でも・・・!!」 「いいじゃん? 付き合うかどうかは、一緒に住んでから考えてくれてもいいし。」
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