おまけ 4

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「……消えた魔女がどうなるか、誰も知らない。 もちろん私にも、彼女達の事は分からない。 いたのかいなかったのか、そもそもその彼女の存在自体を覚えているかどうか…… だけど、どうも契約主ちゃんの話によるとね~ 消えるのは悲劇的な終わりじゃなくて……正しい時の流れに戻る、という事みたいなの~」 「正しい時の流れ……?」 『魔女』は人が、あそこにいる契約主と契約する事によってなる。 歳を取らず、止まった時の中を、ただ存在し続ける。 それが魔女。 じゃあ。 それが、元に戻るって事は。 「……『人間』に戻るって事……?」 共に生き、共に老い。 最期は死を迎える。 そんな存在に。
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