柄にもないことはするもんじゃない。

2/15
241人が本棚に入れています
本棚に追加
/82ページ
「あの」 『あら、洋君?どうしたの? りのなら今お風呂だけど』 「いや、りののかーちゃんに用事」 『ただのかーちゃんでいいわよ 私にってことは、りのには秘密なのね?』 「・・・そー。あのさー」 ダメだ いくらいつもお世話になってたからって 俺敬語が使えなさすぎる。 しかも、ハズイ。 くっそ。 りののやつ 俺にこんなハズイ思いさせやがって(←理不尽) 「りのって、何色が好き?」 『あら?あらららら? ウフフ』 「・・・教えろよ」 『あら?未来の御母様にそんな口きいていいの?』 「...オシエテ、クダサイ」 『相変わらず洋君は素直じゃないわね』 うっさい 笑うな
/82ページ

最初のコメントを投稿しよう!