プロローグ

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【茜ちゃんオヤスミ】 彼からのSNSに、ニヤニヤしてしまう。 そんな一言でも、頬が熱くなるくらい嬉しいのに。 ねえ。 好きって。 言ってくれないかな。 茜って、 呼び捨てて欲しいな。 切なくて。 ほんの少し、 胸が痛んだ--- いつもわたしを子供扱いする、彼。 彼に呼び捨てにされていた、 アノヒト。 蒼吾くん。 蒼吾くん、あのね? 言えない言葉を飲み込んで。 わたしはあの伝言板に、 想いを記す・・・
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