フェティシスト
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僕には姉がいた。 姉はとても美しく、町内でも評判だった。 僕が町を歩いているとよく「タマミちゃんの弟だろ?お姉さん綺麗だねぇ」と声を掛けられたものだ。 僕はとても誇らしかった。 4歳上の姉は、僕をたいそう可愛がってくれ、僕も姉が大好きだった。 高校を卒業した姉は、大学に進学するために上京した。赤門で有名な大学だ。 姉は美しく、賢かった。
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