~第2話~

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憐を囲むように4人が集まった 「よし!みんな集まったね!んー、どういう並びがいいかなぁ...」 憐はまず1列にみんなを並べてみた 腕を組みながら悩み、恭夜と明人を入れ替えてみたり、自分が最初か最後かでウロウロしていた 憐の悪い癖で悩みだしたら止まらない! 「憐が悩みだしたぞ!また1時間かかるとかやめてくれー!」 一樹が頭をグシャグシャしながら叫んでいた 他のメンバーもはじまったと言わんばかりの嫌な顔をする ホームレス女子もなんとも言えない顔をし始めた 恭夜はまずいと思い 「憐!俺がやるから下がってろ!」 決められない憐に変わり恭夜がサックとみんなを1列に並べた 「この順番なら文句ねぇだろ」 恭夜はホームレス女子から見て右にリーダーである憐を1番、その横に一樹、恭夜、明人、優馬の順に並べた 「恭夜すごぉい!<パチパチ>」 憐は手を叩きながら感心していた 「感心しなくていい!早く始めろ!」 恭夜は今にもキレそうな形相で憐に言った 「あはは。じゃー俺からね♪」 憐は服や髪をサッと整え、自己紹介を始めた
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