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憐を囲むように4人が集まった
「よし!みんな集まったね!んー、どういう並びがいいかなぁ...」
憐はまず1列にみんなを並べてみた
腕を組みながら悩み、恭夜と明人を入れ替えてみたり、自分が最初か最後かでウロウロしていた
憐の悪い癖で悩みだしたら止まらない!
「憐が悩みだしたぞ!また1時間かかるとかやめてくれー!」
一樹が頭をグシャグシャしながら叫んでいた
他のメンバーもはじまったと言わんばかりの嫌な顔をする
ホームレス女子もなんとも言えない顔をし始めた
恭夜はまずいと思い
「憐!俺がやるから下がってろ!」
決められない憐に変わり恭夜がサックとみんなを1列に並べた
「この順番なら文句ねぇだろ」
恭夜はホームレス女子から見て右にリーダーである憐を1番、その横に一樹、恭夜、明人、優馬の順に並べた
「恭夜すごぉい!<パチパチ>」
憐は手を叩きながら感心していた
「感心しなくていい!早く始めろ!」
恭夜は今にもキレそうな形相で憐に言った
「あはは。じゃー俺からね♪」
憐は服や髪をサッと整え、自己紹介を始めた
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