~第2話~

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少し空気が重たくなってしまったが、自己紹介は続く 「次は俺か。冴木恭夜、22歳...以上。次、明人」 すごくあっさりした自己紹介 「恭夜、もう少し何かない?」 憐がちょっと不満そうに身を乗り出して言った 恭夜も身を乗り出し 「俺、結構前から知り合いだから」 と、憐とついでに一樹にも向かって言った 「そっか!」 憐は納得した 「...だからなんだよ...」 と小さく一樹がつぶやいていた 「次は明人だけど...明人?」 憐が首を傾げながら明人を見て言う 「おーい明人!明人!明人?」 憐は何回も名前を呼ぶが返事はない どうやら立ったまま寝ているようだ 「...恭夜、起こし…」 <ドスッ!> 憐が言いきる前に何やら鈍い音がした 「んぎゃ<ドスン><ドスン>」 突然、変な声とともに明人が尻もちをついた よく見ると、恭夜が肘打ちをしていた 「……イタイ…」 明人おめざめ 若干状況を把握できていない明人を恭夜は見下ろした 「お前の番だ。早くしろ」 明人は何も言わず立ち上がろうとすると 「イテテテテ…もー、完全にとばっちりだよー」
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