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け、喧嘩?
「最近は落ち着いてるからー、大丈夫大丈夫ー」
それは何より、という感じです。
と、その時、私は気づいた。
「もしかして、野村先輩は」
「やーっ! 先輩だってー! 嬉しーっ、言われてみたかったんだよねー!」
明るいのはいいけれど、ちょっとは人の話を聞いてほしい。
嬉しそうなのも笑ってるのも悪い気はしないのだけれど。
「あの、そのー、野村先輩は立花君が言ってた、動物科の?」
「あ、そうそう、アタシ動物科!」
と、野村先輩はようやく私の手を離してくれて、隣に座った。
けれどテーブルに肘をついて頬杖をついて、ずっと私を見ている。
真っ直ぐに目を見てくるので、ちょっと照れる。
付けまつげがばっさばさだ、とも思った。
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