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だから僕は、ただ眺めることで、僕の時間を過ごしています。
そして今、眺め続けることにも、少し飽きてきました。
はじめの頃は、世界の分裂を面白がって見ていたんですけど、いくら違う世界でも、見続けるっていうのはやっぱりつまらないです。
だから僕、今からこの無数の世界に遊びに行ってこようと思います。
このちょっとした本は、それぞれの世界に1冊ずつ在るように全ての世界の設定を書き換えました。
そして、この本を見た人にだけ、僕の存在に気付けるようにしてみましょう。
まあ、僕に会える人がその中にどれだけいるかは分かりませんがね。
あ、もうこの本はあなたに読まれているんですね。
願わくばあなたとこの僕がお会いできることを。。。。。。
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