隠す姫

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“え??本当だ。 私はいったいなんという失態を!!! また森家に迷惑をーーー” 急いで、信長公の寝室を後にして、自分の部屋にさがった。 このまま今日は誰とも会いたくない。話したくない。 そう思っていた矢先に…。 「蘭丸様がお見えです。」 さくらが教えてくれた。 “もう蘭丸様が?” 「姫っ」 起きたばかりのためか、蘭丸様の声が一層大きく耳にこだまする。 「も、申し訳ございません!」 美加は頭をついて謝った。
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