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「・・・んーーーー・・・ムム・・・・んーーーーーーーっ・・・」
何だろう?・・・このオデコに当たる、やたらと肌触りのいい感触は・・・?
私は、覚醒しきれていない頭の中で、そのスベスベとした感触に酔いしれていた。
うふふ・・・何だか分からないけど、とりあえずグリグリしちゃお!
そう思って、そのスベスベに思いっきり頭を擦りつけていると・・・
「・・・ぎゃははは・・・やめて・・・くすぐったいから・・・」
頭上から、ツカサくんの悶絶する声が聞こえた。
・・・は? くすぐったい?
あまりの絶叫に、パチッと目を開けると・・・
「・・・きゃああああ!!!」
なぜか、パジャマのボタンを全部外したツカサくんの上半身が、完全に剥き出しになっていたのだ。
そのツカサくんの胸に、私のオデコが突き刺さっているかのごとく・・・
グリグリと・・・
まるで、モグラが穴を掘っているかのように・・・
あぁ、とりあえず、いろんな事が終わったな・・・と思った瞬間だった。
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