1. 初めてのデート

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「・・・んーーーー・・・ムム・・・・んーーーーーーーっ・・・」 何だろう?・・・このオデコに当たる、やたらと肌触りのいい感触は・・・? 私は、覚醒しきれていない頭の中で、そのスベスベとした感触に酔いしれていた。 うふふ・・・何だか分からないけど、とりあえずグリグリしちゃお! そう思って、そのスベスベに思いっきり頭を擦りつけていると・・・ 「・・・ぎゃははは・・・やめて・・・くすぐったいから・・・」 頭上から、ツカサくんの悶絶する声が聞こえた。 ・・・は? くすぐったい? あまりの絶叫に、パチッと目を開けると・・・ 「・・・きゃああああ!!!」 なぜか、パジャマのボタンを全部外したツカサくんの上半身が、完全に剥き出しになっていたのだ。 そのツカサくんの胸に、私のオデコが突き刺さっているかのごとく・・・ グリグリと・・・ まるで、モグラが穴を掘っているかのように・・・ あぁ、とりあえず、いろんな事が終わったな・・・と思った瞬間だった。
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