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カーテンの隙間から日の光が差し込む朝、布団の中の人は一向に起きそうに無い
そんな時その部屋の前に一人の女の子がたった。
彼女は扉の前で2.3回深呼吸をした後
コンコンコン。
扉を規則正しく叩いた
「兄さん、朝ですよ。起きてますか?」
凛とした声でそう言った彼女は中から返答が無いことに溜め息をつき、迷うことなく入っていった。
「はぁ…全く、兄さんったら…」
そんなことを言いながらも彼女は窓際へと歩いていきカーテンを開け放った
部屋の中が急に明るくなり、布団の中の兄さんとやらはモゾモゾと布団の中へ逃げて
「朝です、兄さん起きてください」
もう一度声をかけるがまだ起きない。
彼女は再度溜め息をつき、彼の耳元へ口を近づけて行く
そして…
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