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海のさざ波
肌を撫でるように通る風
などを通じて俺の心が癒されてく
(さて…帰ろうか)
体を起こし、崖を降りようとした。
「ん…?」
(さっき人がいたような…)
俺は崖の下を見た。
崖の下は海のはずだが…。
「うおっ…!!」
思わず声をあげてしまった。
女性…いや、魔法使いのコスプレ(?)のような格好の黒く、アニメで良くあるような服を着た、オレンジ色のショートヘアーの、見た目で俺と同い年くらいの女の子が打ち上げられている。
「まじかよ…」
(こんな集落になんで…)
俺はその女の子を上まで引き上げ、崖の平面な所に戻り、横にした。
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