第1章

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疑問が頭を駆け巡った っていうか、 いつの間に立ったのか 気配を殺して背後から近付くなんて、 リョウはネコか?! ああ、それよりもそこ、 最近柔らかさが増したんですけど...... 頭がぐるぐるしている私を置いて、 リョウは何も言ってくれない 額を私の左肩に押し付けて、 押し黙っている ......顔も見えないなんてずるい 私の顔が真っ赤だなんてことは、 絶対に知られているのに
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