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「だからさ、今日帰ってこいよ」
「…え、…でも…荻野くん1人で大丈夫?」
「馬鹿にしてるんですか」
「え!いやいや!別にそういうわけじゃ…」
「別に大丈夫ですよ。気にしないでください」
荻野くんがニコッと普段見せないような笑顔で俺に言った。
「あ、すごく嬉しそう…」そう思ったところで俺は冬にグイッと服を引っ張られて外に連れられた。
相変わらず力強いな…
「行ってらっしゃーい!ゆっくりしてくださいね!」
「うわあ!めちゃくちゃ機嫌いいね…!」
俺少し悲しいです。
行ってきます。
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