第5章

14/22
前へ
/22ページ
次へ
「やっぱりね」 「栞はね、婚活パーティで結婚しましたって感じじゃないよね」 「栞は何年たっても栞か」 「ひどいな、皆。じゃあ、どんなのだったら、わたしらしいの?」 この一言が皆の妄想力に火をつけた。 「親戚のおばさんの持ってきた見合い話を断り切れずに結婚」 「いるいる。何年たっても全然好きになれない相手と結婚しちゃうタイプ」 「でもリストラで失職しても、別れずに面倒を見てしまう」
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

107人が本棚に入れています
本棚に追加