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「本当にこの村なんですか?」 「そんなのコムイに言え あいつがここだって言ったんだ」 「疲れたさー」 白い髪の男と黒い髪の男とオレンジ髪の男が森の中を歩いていた 「てか何で神田が居るんですか」 黒い髪の男は神田と呼ばれた 「…チッ…バカモヤシ」 「アレンですよ!!バカンダ!!」 白い髪の男はアレンと名乗った 「煩いさ!!耳がキーンとするさ!!」 オレンジ髪の男は耳を塞ぐ 「お前が一番煩い!!」 神田がオレンジ髪の男を殴った 「ハァー」 アレンは大きく深く溜め息を吐き 「大人気ないですよ。ラビ」 オレンジ髪の男はラビと呼ばれた 「アレン… お前、俺の方が年上だって忘れてね…?」 アレンはラビを無視した ラビはアレンの言葉に落ち込んだ 「あっ!!見えてきましたよ」 アレンが指差した先には小さな村があった 「あれかー」 ラビは槌を取り出した 「じゃ行っちゃいますか!! 伸伸伸ー!!」 槌が伸びた瞬間ラビはアレンと神田を掴んだ そして ──槌が伸びた
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