第一章 僕と入学式と便意

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この世界には"魔法"という便利なものがある。 誰もが使える無属性魔法をはじめ、火属性や水属性などの基本属性。 そして時間を止めたり、触れただけで物を破壊するなど化け物じみた力がある希少属性。 一人につき基本属性は一般的に1~2属性ほど持つことが出来る。 属性の所持数はその人の才能に影響され、何属性になるかは性格に影響されると学者さんが言っていた。 3つか4つ持ってたらクラスの人気者になれるのは間違いない。 希少属性なんか持ってたら全裸で逆立ちしながら就職活動しても内定取り放題だろう....捕まるけど。 魔法の他にもう一つ便利な能力があるのだが、今はいいだろう。 因みに僕は"地属性"しか持ってなく、さっき唱えた"身体強化"は誰もが使える無属性の魔法の一つだ。 効果は読んで字のごとく、運動神経がヤバくなる。
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