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実家へは電車を乗り継いで、3時間近く…?車だと高速とか使ったら2時間以内だけど、その当時車を持っていなかった為に電車。
実家に帰ると、専門学生の妹、中学生の弟がいた。
妹&弟「おかえりー」
私「オカンは?」
妹「おいちゃん(叔父のこと。昔からこう呼んでいる)の家。」
弟「早速やけどお姉。おいちゃんとこ行って来てや。待ってるでってオカンから通告。」
うわ、マジか。電車に3時間近く揺られてたのに…。
叔父の家は歩いてだいたい10分。
その日はかんかん照りだったので、日傘を差して叔父の家を目指した。買ってきたお土産を持って。
私「おいちゃーーん!」
田舎だから玄関に鍵を閉めるという習慣がないため、勝手に入る。
いつもなら、出迎えてくれるはずのチビどもが来ない。
あれ?おかしいなぁ…と思いつつも、サンダルを脱いで家に上がった。
オカン「早いやん。」
私「おるんやったら返事して下さい。おいちゃんは?つか、とも姉らは?」
オカン「……取り敢えず、居間行って。」
何やねん、ホンマ。
居間に行くと、叔父がタバコを吸っていた。
何だかげっそりしていた。痩せた?
叔父「おお、お帰り…」
私「ただいま。とも姉は?由奈と辰哉もおらへんみたいやけど?」
叔父「……実家。」
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