1人が本棚に入れています
本棚に追加
「「こんにちは~」」
日曜日がやってきた。
嬉し過ぎて、私はめったに着ない白いワンピースを、ユリはガーリッシュ系のピンクのワンピースを着た。
「よおっ!」
うわぁ!リョウくんだぁ!
「久し振りです」
「リョウくん!あたしも、高校生の仲間入りしたよ!」
「すげぇな。受からないかと思ってたよ。」
「ヒッドーイ!」
それは、リョウくん、ヒドイですよ……。
うん、ま、市内で一番頭の良い学校に行った事は認めるけどさ…ぁ。
「ー上がりなよ」
ミナト!
最近、ずっと制服姿しか見てなかったから、私服…新鮮…。
「サキ、ちょっとお願いがある。」
「え?あ、うん……。」
何だろう…。
胸が高鳴る。
どうせ、こんな期待しても無意味だって事はわかっているのにー。
最初のコメントを投稿しよう!